Leafscape


Japanese Webfont Library

日本語webフォントライブラリについて


運営者情報

webサイト名:Leafscape – 日本語webフォントライブラリ
URL:https://leafscape.be/


リンク:このwebサイトはリンクフリーです。
連絡先:Contactからお願いします

Leafscape – 日本語webフォントライブラリ

このwebサイトは、日本語圏のwebサイトをより豊かにするために作成されました。日本語圏、あるいは漢字文化圏のwebサイトは、
印欧語圏のそれと比べて見やすさ、デザイン、技術において劣っているとされています。フォントの表示に関する技術もその一つです。
多くの個人、あるいは企業によって様々なフォントが作られているにもかかわらず、それがwebに反映されることはほとんどありません。
また、OSが異なると表示フォントも代わり、それがデザインの崩れにつながることがしばしばあります。

これを解決するのが”webフォント”といわれる技術です。webサイトで表示するフォントを、それ自体web上に置くことで、
環境に依存しない文字表示が可能になります。したがって、ユーザーがインストールしていないフォントでも、webフォントという形なら
web上で使うことができます。

代表なwebフォントのサイトに「Google Fonts」があります。これは、世界中でデザインされたフォントを各々が持ち寄り、
それが誰でも使えるようにしようというのが「Google Fonts」です。このサービスにより、webフォントは世界中の人が、誰でも、
いつでも、自由かつ簡単に利用することができるようになりました。

しかしながら、この技術は漢字圏では全くといっていいほど普及していません。漢字は文字数が多く、フォントファイルが大きくなりがちなため、
webサイトが重くなってしまうのが主な要因です。また、webフォントに文字がないと、そこだけ文字が欠けてしまったりすることも、この技術を導入
する足かせとなっているようです。これを解消する「ダイナミックパブリッシング」という技術もありますが、導入が難しい上コストもかかるので、
費用対効果の上で、導入しているwebサイトはほんの一部のサービス業者にとどまっています。

しかし、この状況もまた変わってきています。FTHは一般的になり、回線はより高速化し、多少重いファイルでもすぐ読み込めるようになりました。
ソフトウェア、特にwebブラウザの改善により、少しずつ、文字数の多いフォントへの対応が始まっています。使われているフォントに無い文字を別のフォント
から取り出し、代わりに表示する「フォントリンク」は、これまでのwebフォントの普及を大きく妨げていた要因を取り除きました。また、webフォント自体も、
文字の多い言語圏を見据え、旧来のファイルサイズの大きくなりがちな”woff”から、よりサイズを小さくした”Woff 2.0″のが策定され、従来よりも20〜60%の容量削減が可能になりました。
日本のwebにおけるフォント事情は大きく改善されました。

このような動きを見据え、「日本にももっとwebフォントを普及しやすくするためのサービスが必要だ」と、このwebサイトは開設されました。多分わずか
数年前のことです。デザインはGoogle Fontsをほぼ丸パクリ 劣化コピー に似せています。

このwebサイトでは、再配布可能な日本語フォントをサブセット化し、webフォントとして配布しています。すべて無料でお使いいただけます。
若干まだ重いフォントもありますが、多くのフォントは2MB以内に収まっています。高速回線であれば、ほぼ快適にご利用いただけるでしょう。

最後ではありますが、これらの素晴らしいフォントの製作者皆様には、大変感謝申し上げます。